メタバースという言葉は、最近よく聞くようになりましたが、その中で使われるメタという言葉はどういう意味なのでしょうか?
"メタバースの意味"をG様に聞いてみると、以下の説明をするページが真っ先に表示されました。
「メタ(meta)」は「超越した」「高次の」という意味で、「バース」は「ユニバース(universe/宇宙)」を組み合わせた造語です。 インターネット上の仮想空間のことで、利用者が活動できる空間です。
つまり、「メタ(meta)」とはメタバースの略称ではなく、別の概念を表しています。
この記事では、誰も気にしないであろう”メタバースにおけるメタの定義と特徴”について掘り下げます。
そもそものメタ
メタとは「メタデータ」の略語で、データに関するデータのことです(何言ってるんだ、と思ってOKです)。
例えば、写真のファイルには撮影日時や場所、カメラの設定などの情報が付加されています。これらは写真自体のデータではなく、写真に関するデータです。
つまり、データに関する付加的な情報をメタデータと呼びます。
本筋のメタバースを掘り下げる
では、メタバースにおけるメタとはどういうものなのでしょうか?
メタバースとは、仮想空間で構築された世界のことで、現実世界と連動したり別の次元を作り出したりすることができます。人々はアバターと呼ばれる仮想的な姿で活動し、様々な体験や交流を楽しむことができます。
メタバースにおけるメタとは、このアバターや仮想空間に関するデータのことを指します。
例えば、アバターの外見や性格、趣味や好みなどの情報、仮想空間の設計やルール、歴史や文化などの情報があります。これらは、アバターや仮想空間自体のデータではなく、それらに関するデータです。
このように、メタバースにおけるメタとは、仮想的な存在や世界に関する付加的な情報を指します。
メタの特徴
次に、メタバースにおけるメタの特徴を考えてみます。以下のようなものが挙げられます。
メタの特徴3例
- メタは個人化されている
- メタは共有されている
- メタは変化している
メタは個人化されている
アバターや仮想空間を自分好みにカスタマイズすることで作り出されるため、個人の特徴や嗜好を反映しています。自分自身や他者のアイデンティティを表現する手段としても機能します。
メタは共有されている
アバターや仮想空間を通じて他者と交流することで共有されます。コミュニケーションやコラボレーションのツールとしても活用されます。
メタは変化している
アバターや仮想空間を更新したり改良したりすることで変化します。創造性や革新性を発揮する素材としても利用されます。
以上が、メタバースにおけるメタの定義と特徴についての解説でした。
メタバースでは、メタが重要な役割を果たしています。メタを理解し活用することで、より豊かで多様な仮想体験を楽しむことができるでしょう。たぶん・・・。